「BLEACH(ブリーチ)」アニメ全話ネタバレあらすじ解説詳細まとめ!『千年血戦篇season2「訣別譚」-前編-』

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あらすじまとめ

ついに2022年10月にBLEACH千年決戦篇が約10年の時を経てアニメ化されました!

そして、アニメBLEACH千年血戦篇2期「訣別譚」が2023年7月8日より毎週土曜日テレビ東京系列ほかにて放送開始されました

さらに!第3期「相剋譚」が2024年10月よりテレビ東京系列ほかにて放送開始です!

アニメ化を記念し、アニメBLEACH千年決戦篇のあらすじ解説を今回は14話〜19話までを画像付きでまとめます!

今回は前編「14話〜19話あらすじ解説まとめ」です。

前回のあらすじ

第14話「THE LAST 9DAYS」

見えざる帝国ヴァンデンライヒではユーハバッハが「報らせがある」と言い、一同を集めます。

壇上にはなんと石田雨竜の姿が。
ユーハバッハは急に「雨竜を後継者に指名する」と公言します。

星十字騎士団シュテルンリッター”E”のバンビエッタ・バスターバインは
ストレスのあまり好みのイケメンを連れ出し殺すという
イカれた行動にでてしまいます。

また、バズビーも素性のしれない人間が
いきなり後継者に指名されて苛立ちが隠しきれない様子。

指名を受けた雨竜はユーハバッハに「なぜ自分を選んだのか」と質問します。

指名された理由は、雨竜が9年前の聖別アウスヴェーレンで生き残った唯一の滅却師だったからです。
聖別とは、ユーハバッハが与えた力ごと対象者の生命を奪う能力ですが、雨竜だけは
なぜか生き残っています。

やがて儀式を終え、雨竜は正式に星十字騎士団へ入団します。

ーー

一方、一護は自身の過去を知り、さらに強くなるべく和尚の修行を受けます。

仮面の軍勢ヴァイザードは現世にてとある作戦に従事していました。
相変わらずひよ里と平子は喧嘩するほど仲が良いです。

ーー

ルキアと恋次は霊王宮で修行を続けていました。
そこで、ルキアの元に麒麟寺から「白哉が回復した」との連絡があり安堵の
表情を浮かべます。

ーー

そして、八番隊隊長・京楽春水は、空座高校の一護の友達であるたつき・水色らに接触しました。

予想だにしなかった言葉に、ケイゴたちは固まってしまいます。

京楽がわざわざ一護の友達に接触し、こんなことを伝えたのは、
一護が霊王宮での修行で力をつけることで、現世に戻った際に
影響を及ぼすことがあるかもしれないためです。

可能性は万に一つかそれ以下。

「その程度の話をわざわざこんな」と言うたつきに
対し、「その程度の話を君らに黙っていることが一護クンへの義理を通したと言えるかい?」と返します。

そして、京楽は彼らに不安を与えないため、とあるモノを携えて来ました。

通魂符ソウルチケットです。

通魂符は持っている人間が自由に尸魂界に出入りすることができる代物です。
もし、一護が尸魂界から帰ってこれなくなった場合の保険としてケイゴたちに預けたのでした。

ーー

チャド、織姫とネル一行は虚圏で修行に励んでいました。

修行。。。?

織姫は自分たちが虚圏で普通に過ごして、破面の人たちを助けたり、死神のために頑張っている日常を前に、自分の思いを呟きます。

ーー

場面は尸魂界へ。

なんと、突然尸魂界で謎の”影”が襲い、全ての建物が見えざる帝国の城と化します。

「封じられし滅却師の王は 900年を経て鼓動を取り戻し 90年を経て理知を取り戻し
9年を経て力を取り戻し…9日間を以って世界を取り戻す」

ユーハバッハ「ゆくぞ、雨竜ハッシュヴァルト」
「世界が終わる9日間だ」

14話久保先生書き下ろしポエム

第15話「PEACE FROM SHADOWS SHADOWS」

瀞霊廷はあっという闇に覆われ、あっけなく滅却師の侵入を許してしまいました。

突然の出来事に死神たちは困惑を隠せません。

滅却師は外部から侵入したわけでもなく、遮魂膜に痕跡も残さずどのように瀞霊廷へ侵入したのか。
そう、滅却師たちはあらゆる影の中に霊子による空間を創り、ずっとその中に潜んでいたのです。

影の中で1,000年間、力を蓄えていたそう…

見えざる帝国皇帝補佐・星十字騎士団最高位のユーグラム・ハッシュヴァルトは、
新たに総隊長に任命された京楽春水の眼前に現れました。

技術開発局には聖文字”D”のアスキン・ナックルヴァールが配置につきます。

影が関係していると考察していた十二番隊隊長の涅マユリは、自身を光の衣で纏い、自身の研究室を煌々と照らし、影を一歳無くすという徹底した対処をしています。

十番隊隊長の日番谷冬獅郎は、聖文字”H”のバズビーと対峙します。

そして、二番隊副隊長の大前田希千代の前には聖文字”K”ベー・ゲー・ノインが現れます。

ーー

日番谷vsvバズビー。

強力な炎を扱うバズビーに対し、日番谷の氷は相性が悪いです。

そこで日番谷は副隊長の松本と共闘し、題して「ミルフィーユ大作戦」を決行します。

松本の灰猫で薄い壁を作り、それを氷輪丸の氷で覆い、灰猫を戻せば真空の層を持つ氷のミルフィーユができるというものです。
卍解が使用できないという制限から生み出した打開策です。

バズビーはめげずに炎をぶつけますが、その熱は通りません。

そして、真空の氷でバズビーに大打撃を与えることに成功します。

ーー

あまり戦闘向きでない大前田は妹の希世を守ろうと必死ですが、ノインにぼこられてしまいます。

大前田は尋問を受けますが、なかなか答えません。というか、本当に砕蜂の場所を知りません。

痺れを切らしたノインが2人もろとも消し飛ばそうとした瞬間、砕蜂が助けにやってきました。

砕蜂「瞬閧しゅんこうだ」

これまでの瞬閧とは、姿が異なります。

前に卍解を奪われた砕蜂は、改めて自分の特性を見直し、”風”の瞬閧を極めたのです。

砕蜂「無窮瞬閧むきゅうしゅんこう

見事ノインに大ダメージを与えました。

ーー

一方、アスキン・ナックルヴァールは、研究所に侵入したものの、マユリとの戦闘は避けていました。
どのようなパターンを頭の中で構築しても、勝てる手立てがないためです。

しかし、ナックルヴァールは言います。

ーー

ハッシュヴァルトと対峙している京楽と七緒。

七緒は滅却師の襲撃の策として、白断結壁はくだんけっぺきという鬼道を習得していました。
滅却師の力を一時的に完全に遮断するものです。

ハッシュヴァルト「そうすればせめて隊長たちはこの一方的な処刑ではなく 戦いの中で死ねただろう」

ーー

日番谷の氷の刃も、砕蜂の無窮瞬閧もバズビーとノインには効いていませんでした。

バズビー曰く、山爺の炎で焼かれたモブがなぜ生きていたのか、それはバズビーの炎が山爺の炎を相殺したからだそうです。

日番谷は戦闘から退こうとしますが、一歩出遅れ、バズビーのバーナーフィンガー1で氷ごと胸を貫かれてしまいます。
なんとか瀕死の状態で六衣氷結陣を仕掛けるも、バーナーフィンガー2で倒されるのでした。

続けて砕蜂も同じく、ノインに奪われた卍解「雀蜂雷公鞭」を近距離で打ち込まれ、瀕死に追いやられます。

ーー

いよいよピンチの隊長たち。どのように挽回するのでしょうか。

第15話久保先生書き下ろしポエム

第16話「THE FUNDAMENTAL VIRULENCE」

日番谷の隣には瀕死の松本も横たわっています。

バズビーの元へやってきた聖文字”T”の蒼都ツァントゥは、「奪った卍解でその隊長を殺せというのはその陛下のご決定だよ」と、大紅蓮氷輪丸を使ってトドメを刺そうとします。

ーー

技術開発局には浦原喜助の姿が。
浦原は「卍解を取り戻す方法が見つかった」と言います。

マユリに協力を依頼し、全隊長へあるものを配布します。

侵影薬しんえいやく

侵影薬は滅却師にとってはいわば毒。
浦原は虚圏に居た時に、なぜ滅却師は卍解を奪うのに、破面の帰刃は奪わないのか、
疑問を持ちました。

考えられる理由は「刀剣解放は奪えないor奪うことが滅却師のデメリットになるから」です。

滅却師は虚に抗体を持たない種族で、虚の侵食を受ければ魂魄が崩壊して死に至る。
だからこそ虚を根絶しなければならないのです。

各隊長の元へ侵影薬が転送されます。
手で触れるだけで、魂魄の内部まで浸透し、卍解を一瞬だけ虚化させる代物です。

ーー

日番谷が侵影薬に触れたことで蒼都の大紅蓮氷輪丸が崩壊し、日番谷の元へ帰っていきます。

日番谷「さあな…氷輪丸が戻りたいって言ってんじゃねえのか」

完全に卍解を取り戻した日番谷は蒼都を撃破、同じく砕蜂も卍解を取り戻しノインの撃破に成功します。

ーー

平子「卍解『逆様邪八宝塞さかしまよこしまはっぽうふさがり』」

五番隊隊長平子真子は、モブを一掃するためについに、卍解を披露しました!

平子の卍解は小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」で明らかになりました。

漫画では使われていないため、アニオリです!

ーー

星十字騎士団”E”のバンビエッタ・バスターバインは、リル、ジジたちに愚痴を吐露しますが、いつの間にかハブられており、独り言に終わったことを恥じて手当たり次第爆破をします。

バンビの暴走を食い止めるべく眼前に現れたのは七番隊隊長・狛村左陣でした。

以前の被り物とは異なるため、バンビちゃんに「なんでバケツ被ってんの?」といじられてしまいます。

そこに、モブを掃除し終えた平子も合流します。

バンビはすでに平子の術中にはまっており、方向感覚が全て真逆になります。

藍染も苦戦した始解「逆撫」
効果は絶大ですがタイミングが悪く、ユーハバッハから全ての星十字騎士団に対し”力”が与えられ、滅却師完聖体を発動されてしまいます。

16話(62巻)ポエム

第17話「HEART OF WOLF」

滅却師完聖体で姿を変えたバンビエッタは周囲を爆破し、平子を重症に追い込みます。

爆弾の威力、範囲は絶大でリリーたちも少し引いている様子。

狛村にも直当たりしますが、無傷です。
ちょっと躍起になったバンビは狛村の頭をめがけて爆撃をかまします。

狛村は、直撃間際に違和感を感じ、手首を頭から離して手で受け止めます。

狛村の違和感とは、実は、バンビの爆撃ジ・エクスプロードは霊子爆弾ではなく、霊子を撃ち込んだものが全部爆弾になるという能力なのでした。

バンビは狛村のバケツを剥がすため、もう一度攻撃をしかけます。

霊子は直撃。
ワンチャンの顔が見れる!と期待したバンビですが、目の前に露わになった狛村の素顔に目を疑います。

人化じんかの術」

人化の術とは、その名と通り人の形へと変化するもので、そのおさに心臓を捧げることで人化することができるというものです。

人狼一族は、生前の罪により畜生道に堕ちたものの死にきれず、尸魂界へ舞い戻ったのがルーツです。

人化の術によりその罪咎の鎖を一時的に断ち、以前の姿へと戻り絶大な力を手にいれることができます。

卍解「黒縄天譴明王・断鎧縄衣だんがいじょうえ!!!」

黒縄天譴明王・断鎧縄衣は、黒縄天譴明王が鎧を脱いだ姿であり、霊圧、力のみが剥き出しになった姿です。

心臓を捧げたため、命がなく、攻撃を受けてもすぐに再生します。
よく見ると、狛村の心臓には大穴が空いています。
また、人の姿でいるうちは息が絶えることはありません。

ーー

天譴明王の一撃はバンビを瀕死にしましたが、狛村自身の体にも限界が訪れ、オオカミの姿に成っていきます。

ザザッー。

射場「行きやしょう隊長。隊長は間違うとりゃしません。何も間違うとりゃせんのです。」
「戦いましょう 隊長」

ーー

一番隊隊舎ではハッシュヴァルトと京楽が対峙していますが、ハッシュヴァルトの元へ帰投命令が
届きます。

班目、弓親、檜佐木は星十字騎士団”S”のマスク・ド・マスキュリンに熨されていましたが、
そこに九番隊隊長の六車拳西が助けにやってきます。

17話久保先生書き下ろしポエム

第18話「RAGES AT RINGSIDE」

尸魂界は滅却師の攻撃を受けたことで、戦力が30%まで激減したことがわかりました。

京楽は全隊士に最寄りの隊舎へ向かい上長の指示を仰ぐよう指示します。

ーー

九番隊隊長・六車拳西と、三番隊隊長・鳳橋楼十郎はマスキュリンと対峙します。

ヒーローに心酔している目立ちがり屋のマスキュリンは、2人の隊長を相手できることに興奮を隠せません。

卍解「鐵拳断風てっけんたちかぜ

六車の放つパンチは凄まじく、マスキュリンは気絶してしまいます。

あっけなく倒したと思ったところ…。

ジェイムズ「立って下さいよスーパースターあああ!!!」

突如、マスキュリンのそばにいたちっこいおっさん「ジェイムズ」が叫び出します。
その声に呼応し、倒れていたマスキュリンが起き上がりました。

六車とローズは一瞬で吹き飛ばされ、圧倒されてしまいます。

マスキュリン「ワガハイは”S英雄ザ・スーパースター”マスク・ド・マスキュリン!声援こそがワガハイの力である!」

その後も復活したマスキュリンに苦戦を強いられます。
いくら攻撃をしても、ジェームズの声援により肉体が強化されるため効きません。

いよいよ六車が限界を迎えそうになったその時、ローズが動き出します。

ローズ「卍解『金沙羅舞踏団きんしゃらぶとうだん』」

煌びやか…!

ローズはちっこいおっさんジェームズを切り裂き、卍解の能力でマスキュリンを翻弄します。
ローズの卍解は”音楽”を題材にしており、繰り出す流水、炎の演目はまやかしです。

”まやかし”ヒントを得たマスキュリンは、鼓膜を潰して金沙羅舞踏団を無効化してしまいました。

そして、マスキュリンのおでこから放たれたビームは、ローズの腹を貫通させます…。

マスキュリンがスターフラッシュでローズにトドメを刺そうとしたその時!

カーンッー!

刀でスターフラッシュを弾く音が。

霊王宮での特訓を終えた恋次が、尸魂界へ戻ってきたのです!

恋次「悪党だよ」

ーー

ルキアも同じく尸魂界に帰還しており、ローズと六車を抱え四番隊隊舎へ運びます。

マスキュリンと対峙する恋次。立ち姿だけで強く成った様子が伺えます。

ジェイムズの声援で鼓膜を復活させたマスキュリンは猛攻撃を仕掛けます。

ブチギレモードに入っているマスキュリンは、必殺技「スターフラッシュ」を放ち、
ジェイムズ諸共燃やしてしまいます。

やったか!と思いましたが、煙の中から出てきた恋次の姿は、これまで見たことがない形態でした。

恋次「卍解『双王蛇尾丸そうおうざびまる』」

ーー

霊王宮で、恋次は自己を見つめ直すため、改めて和尚に斬魄刀を見てもらっていました。

和尚曰く、蛇尾丸は自分の名前の半分までしか恋次に教えていなかったそう。

つまり、斬魄刀自身が持ち主を認めていないため、これまで使ってきていた卍解「狒狒王蛇尾丸」は
まだ未完成に過ぎなかったというわけです。

和尚に教えてもらった蛇尾丸の本当の名、それが双王蛇尾丸だったのです。

ーー

左手の狒狒王はマスキュリンを軽々と吹き飛ばし、右手のオロチ王は腹を貫きました。

そして、奥義「双王蛇尾丸・蛇牙鉄炮ざがてっぽうでマスキュリンを木っ端微塵に破壊します。

18話(63巻)ポエム

第19話「THE WHITE HAZE」

霊王宮での修行をようやく終えた一護は、尸魂界へ戻ります。
行きは天柱廉で楽々乗り込んでいましたが、帰りは徒歩だと言われ、尸魂界へ続く螺旋階段が現れます。

麒麟寺が「急げば二週間くらいで着く」と言うと一護は「わかった」と一言返すだけで、麒麟寺は少しうろたえる様子を見せました。

「わかった」というたった一言の返事で一護の死神としての成長が見て取れますね。

和尚から3時間前にすでに攻めてきていることを知らされると、大急ぎで尸魂界へ向かいました。

ーー

見えざる帝国では、隊長との戦闘に敗れた蒼都とBG9の処刑が執り行われておりました。

ハッシュヴァルトの能力の前では、蒼都の鋼鉄ジ・アイアンは全く効果をなさず、あっけなく処刑されてしまいます。

ーー

一方、ルキアは虎徹の元へ六車とローズを運んだ後、星十字騎士団”S”「エス・ノト」と対峙します。

エス・ノト「淋シい…淋シい…僕の千本桜ハドこ?」

エス・ノトは白哉を探している様子で、ルキアを殺せば白哉と会えると思い込んでいます。

エス・ノトが放つ光の棘は、壁に当たるとドロッとした液体に成り変わります。
ドロっとした液体の正体は「恐怖」です。

ルキアは斬魄刀「袖の白雪」で棘に触れてしまい、「恐怖」が刀身を伝い体に染み込んでしまいます。

恐怖を感じた人はたちまち行動ができなくなりますが、なぜかルキアには「恐怖」が通じません。

「恐怖が通じないわけが無い」と言うエス・ノトに、ルキアは袖の白雪の真骨頂を魅せます。

ルキア「恐怖しろ これが本当の袖の白雪だ」

ーー

何度棘を打たれてもルキアに「恐怖」の効果はありません。

恐怖は絶対に防げるわけがないと力説するエス・ノトにルキアは言います。

ルキアの斬魄刀「袖白雪」は、ただ鋒から凍気を発するだけの能力ではなく、所有者自身の肉体を
氷点下以下にする斬魄刀だったのです。

つまり、肉体が氷点下になっていることで、全ての分子運動が停止していて、実質死んでいる状態と変わりないということです。

真の袖白雪には攻撃段階があります。

-18度血液は凍結する。切り口から血は流れない。
-50度足に触れる地面内部の水が氷結を起こし”氷震”を起こす
-273.15度絶対零度

ルキア「絶対零度… 少し急がせてもらう この温度での私の活動限界は4秒だ」

見事エス・ノトをかちんこちんに凍らせることに成功しました。

ーー

ゆっくりと肉体の温度を戻していくルキア。

わずかに活動限界の4秒を超えたことで、指の先が少し切れてしまいます。命の危険を伴う危険な技です。

ようやく倒せたと思ったその矢先…エス・ノトが行動を再開します。

神の怯えタタルフォラス

恐怖を具現化したかのようなおどろおどろしい姿に変貌したエス・ノト。

慌てたルキアは斬りかかりますが、なぜか鋒が届きません。

その理由は、神の怯えは、視神経を通って恐怖を捻りこむという能力だからです。
ルキアの肉体は死んでいても、神経は死んでいません。

そこらじゅう眼球だらけの恐怖の世界に取り込まれてしまったルキアは、恐怖に駆られ、
悲鳴をあげます。

すると、次の瞬間、眼球だらけの空間が何者かによって引き裂かれます。

ルキアが振り向くとそこには。

朽木白哉の姿が。

兄さん…!

エス・ノトは前回白哉と退治した際、奪った卍解で内蔵をズタズタに引き裂いていたため「少し痩せたか?」と挑発をします。

白哉に対し攻撃をしかけますが、それよりも一歩早く、白哉が千本桜で対抗します。

一度千本桜景厳を使った経験があるエス・ノトは、千本桜の強力な範囲攻撃を見て卍解だと
思っていますが、白哉は「始解のままである」と言います。

白哉は前に卍解を奪われたことで、今一度斬魄刀と向き合い、その真髄を引き出し、始解だけでこれまで以上の強さを見出すことができたのです。

そして、千本桜でエス・ノトを引き裂き、トドメはルキアに任せます。

白哉「まだ恐怖はあるか」

ルキア「いいえ!」

白哉の言葉で強く決心したルキアは、ついに卍解をします。

ルキア「卍解『白霞罸はっかのとがめ』」

白霞罸の超広範囲攻撃でエス・ノトを撃破することができました。

白哉に「素晴らしい卍解だった」と褒められますが、同時に、「半歩の過ちで命を落とす危うい卍解だから心して扱え」と注意も受けます。

確かに、絶対零度で肉体を一時的に殺す技ですから、かなり危険を伴います。

白哉「命を捨てて振るう刃で護れるものなど無いと知れ」

19話(64巻)ポエム

まとめ

以上が千年血戦篇season2-前編-のネタバレ解説でした!

アニメBLEACH千年血戦篇3期「相剋譚」は2024年10月よりテレビ東京系列ほかにて放送開始です!

楽しみですね!

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