ついにアニメBLEACH(ブリーチ)千年決戦篇が2022年10月に約10年の時を経てアニメ化されました!
アニメ化を記念し、第1話〜最終回までの全話あらすじ解説を編分けしてまとめました!
かなり莫大な量になっておりますので、ぜひご覧いただけると幸いです。
- 前回のあらすじ
- 主要キャラクター
- あらすじ
- 273話「鮫の猛威!ハリベル解放」
274話「日番谷、捨て身の氷天百華葬」 - 275話「迫る死の息吹...死を司る王!」
276話「一撃決殺!砕蜂、卍解!」 - 277話「白熱!京楽vsスターク」
- 278話「悪夢再び...復活の十刃」
- 279話「平子と藍染...因縁の再会!」
- 280話「檜佐木と東仙...訣別の時!」
- 281話「偽りの王冠...バラガンの怨恨!」
- 282話「魂の力!群狼、襲来!」
283話「スターク、たった独りの戦い」 - 285話「百年の怨恨...ひよ里の復讐!」
- 286話「空座町を護れ!一護、現世へ!」
- 289話「白哉vs剣八!?乱戦開始!」
- 290話「正義のために!?死神を捨てた男」
- 291話「藍染との死闘!平子、始解!」
- 292話「全面戦争!藍染vs死神!」
- 293話「日番谷、激昂!憎しみの刃!」
- 294話「攻撃不能!?封じられた元柳斎!」
- 295話「全ては罠...仕組まれた絆!」
296話「衝撃の真実...一護に秘められた力!」
297話「伸びる刃!?一護vsギン!」 - 300話「浦原登場!藍染を阻止せよ!」
301話「一護、戦意喪失!?ギンの思惑!」 - 302話「最後の月牙天衝!?一護の修行!」
306話「護るために!一護vs天鎖斬月」 - 307話「緊急事態!藍染、更なる進化」
308話「さよなら...乱菊」 - 309話「激闘決着!放て、最後の月牙天衝!」
- 310話「一護の覚悟!戦闘の代償」
- 342話「ありがとう」
- 273話「鮫の猛威!ハリベル解放」
- まとめ
前回のあらすじ
主要キャラクター
・黒崎一護
・朽木ルキア
・浦原喜助
・藍染惣右介
・市丸ギン
・東仙要
・仮面の軍勢
・日番谷冬獅郎
・砕蜂
・京楽春水
・狛村左陣
・檜佐木修兵
・ティア・ハリベル
・コヨーテ・スターク
・バラガン・ルイゼンバーン
あらすじ
273話「鮫の猛威!ハリベル解放」
274話「日番谷、捨て身の氷天百華葬」
恋次・ルキア・チャドの3人は、雨竜によって外へ投げ出されたヤミー・リヤルゴと対峙していました。
ヤミーの肩に見える数字は「10」。
3人はこれまで戦ってきた十刃よりも序列が低いことで高をくくってしまいます。
すると天蓋の上のウルキオラの霊圧が消えたことを察知しヤミーはブチギレます。
ヤミー「ブチ切れろ『憤獣(イーラ)』!!」

実は、十刃の序列は1〜10ではなく「0〜9」。
ヤミーは刀剣解放で数字が変わる唯一の十刃だったのです。
ーー
場面は切り替わり、日番谷vs第3十刃ティア・ハリベル。
卍解状態の日番谷をものともしないハリベルは「こんなものか こんなものにアパッチたちはやられたのか…」と想像よりも下回る実力の隊長に従属官がやられたことを嘆きます。
部下の仇を打つべく刀剣解放をします。
ハリベル「討て『皇鮫后(ティブロン)』」

ハリベルは剣を振り下ろすと、その距離に見合わない射程の広い攻撃で日番谷の右腕を切り落とします。
しかし、天才少年日番谷は氷の虚像で騙し討ちに成功します。
ーー
砕蜂と大前田は第2十刃バラガン・ルイゼンバーンと対峙。
バラガンはハリベルの戦闘を見て「あのガキ(日番谷)は犠牲という死の力に支配され死ぬことになる」と言います。
十刃はそれぞれ死の形を司っています。

ハリベルは3名の従属官を犠牲にしたため、対峙する日番谷はその”犠牲”の奔流に飲み込まれるのです。
ーー
氷雪系最強の斬魄刀を持つ日番谷にとって、ハリベルの水の能力は日番谷の”武器”になり得ます。

氷の龍と水の鮫の戦い…オサレ…
しかしハリベルはそんなこと気にもせず挑発をする余裕をみせます。
ハリベルは「灼海流(イルビエンド)」で日番谷の氷の攻撃を弾き、「断瀑(カスケーダ)」を使い水の奔流で日番谷をのします。
ハリベル「断瀑(カスケーダ)」
日番谷はすぐ下で治療をしている仲間を護るために全力で受け止めます。
”犠牲”を説くハリベルに
日番谷「全ての水は俺の武器 全ての天は 俺の支配下だ」
日番谷「氷天百華葬(ひょうてんひゃっかそう)」

天空が円状に裂け、そこから降る雪に触れたものは瞬時に華の様に凍りつくというもの。
日番谷「百輪の華が咲き終える頃には…」

275話「迫る死の息吹…死を司る王!」
276話「一撃決殺!砕蜂、卍解!」

バラガンの司る死の形は”老い”。
老いとは「時間」。万物に共通する死の形です。
バラガンは砕蜂の腕に触れると、砕蜂の腕は折れてしまいます。

ただ触れるだけで老いに沈めることができるという恐ろしい能力です。
バラガン「朽ちろ『髑髏大帝(アロガンテ)』」
刀剣解放をしたバラガンの姿は我々が想像する”死神”そのものです。
バラガンの放つ「死の息吹(レスピラ)」は砕蜂の腕を老いの力で朽ちさせ、当たった先から徐々に体全身を蝕みます。
砕蜂は老いが全身に行き渡らないよう大前田に自身の腕を切り落とさせるよう指示。
そして大前田を囮に使います。

「来ないならこっちからいくぞ」とバラガンは逃げ惑う大前田を追いかけます。
ーー
京楽vs第1十刃コヨーテ・スターク。
気の合いそうな二人は当初面倒臭い戦いをチャンバラのように適当に鍔迫り合っていました。
ハリベルやバラガンたちの戦闘が本格的になってきたところで、彼らも「そろそろやろうか〜」みたいなノリで本格的な戦いを始めます。
そんな折、浮竹はスタークの従属官「リリネット」と遊んでいました。
いくら破面とはいえ小さな女の子相手に戦うなんて言語道断です。

子ども好きな浮竹なら尚更ですね!
「リリネットが危機に瀕したらどうする」という京楽のセリフでターゲットはリリネットも対象内であることをチラつかせスタークを煽ります。
ーー
頑張って時間稼ぎをしている大前田。
「た〜す〜け〜て〜!!」という大前田の声を、砕蜂はビルの陰から聞いて「帰ったらもっとブサイクになるまで殴ってやる」とイライラしている様子。
そして砕蜂は鈍い音を鳴らしながら巨大な雀蜂雷公鞭を抱えた砕蜂がビルの屋上に現れます。
277話「白熱!京楽vsスターク」

鈍い音を鳴らしながら巨大な雀蜂雷公鞭を抱えた砕蜂がビルの屋上に現れ、バラガンめがけて雀蜂雷公鞭を打ち込み当てることに成功します。
ーー
スタークは日番谷の卍解を見て「氷のやつの卍解とあんたとじゃ どっちが強いんだ?」と訊きます。
京楽「日番谷隊長は天才だからネぇ あと100年もすれば追い抜かれちゃうと思うよ」
京楽の実力が高いことがわかり、京楽の卍解を見たいスタークはついに刀剣解放をします。
スターク「蹴散らせ『群狼(ロスロボス)』」

スタークとリリネットは二人で一つ。普通、十刃は虚の力を肉体と刀に分けますが、この二人は体を二つに分けていました。
京楽もオシャレな羽織を脱ぎ捨て始解「花天狂骨」で臨みます。
先手を取ったのは京楽。銃になったリリネットと喋ってる隙を狙って笠をめくらましに使い斬りかかります。
スターク「喋ってる最中に斬りかかるか?」
その言葉を無視して「不精独楽(ぶしょうごま)」「嶄鬼(たかおに)」と連続攻撃をしかけます。
スターク「随分余裕のねー真似するんだな?らしくないぜ 隊長さん」
わざわざ面倒臭い刀剣解放をしたスタークは京楽の卍解を見るべく銃を撃ちまくります。
普通の虚閃じゃ僕は倒せないよと煽る京楽に、スタークは無限装弾虚閃(セロ・メトラジェッタ)で大量の虚閃を一斉に放ちますが、そばで見ていた浮竹が双魚理(そうぎょのことわり)で跳ね返します。
278話「悪夢再び…復活の十刃」

双魚理(そうぎょのことわり)が虚閃を一度吸収して跳ね返す仕組みということに気づいたスタークは一気に1000発打ち込もうとしますが、京楽が背後から隙をつきます。
スターク「らしくねぇ真似すんなって言ったろ 隊長さん」
京楽「らしさが無いのが 僕らしさだよ」
お互いが本気を出し攻防を繰り広げていると、突然大きな黒腔が開きます。
中にいるのはワンダーワイスとフーラーです。

ワンダーワイスは藍染に人工的に作られた知性を持たない破面。
浮竹を見つけるなりなんの動機もなしに飛びかかり内臓を抉り取ります。
スターク曰く、ワンダーワイスが出たということは藍染がもう待てなくなってしまったということ。
ワンダーワイスの叫びは一度で氷天百華葬を砕き、バラガンを纏っていた灰をも吹き飛ばし、フーラーの息は流刃若火を吹き飛ばしました。
復活した藍染、ハリベル、バラガン…全て振り出しに戻ってしまいます…。
━━━━━━
平子「待てや」

仮面の軍勢の参上です。

激アツな展開…!!
279話「平子と藍染…因縁の再会!」

仮面の軍勢は過去に四十六室から虚として処されたため、護廷十三隊に恨みを持っています。
そのため久々の顔合わせでも「アイサツはしない」と口を揃えて言います。
山本「お主らを味方と思っていいのかの?」
平子「あかんわ 俺らは藍染の敵 ほんでもって 一護の味方や」
再びワンダーワイスが叫ぶと、フーラーの大きな口から無数の大虚が溢れ出てきます。
仮面の軍勢は仮面を付け一斉に取り掛かり、次々と大虚を倒していきます。
そして、それぞれ隊長格のもとへ助人につきます。
280話「檜佐木と東仙…訣別の時!」

檜佐木は自隊の元隊長東仙の元へすぐに駆け付けます。
檜佐木「お礼にあがりました」
すべての教示のお礼といい、教えてもらったすべての技で東仙の目を覚まさせるため戦いに挑みます。
親友である狛村もまた剣を交えます。
ーー

砕蜂の助っ人にきたのは元副鬼道長の有昭田鉢玄です。
鉢玄はバラガンに鬼道が通じないことがわかると、竜尾の城門で盾をつくり、その隙に砕蜂の卍解の力を貸して欲しいと頼みます。
しかし、砕蜂は浦原を嫌悪しているため、その仲間である仮面の軍勢も嫌っています。
背を向ける砕蜂に、鉢玄は交換条件を提示しました。
鉢玄「”虎咬の城門” ”亀鎧の城門” ”鳳翼の城門”『四獣塞門(しじゅうさいもん)』 」
鉢玄は四獣塞門で四方に壁を作り、結界の中でバラガンの身動きを止めます。
目的はド近距離で雀蜂雷公鞭を撃ち、爆風を逃さないこと。
砕蜂「もう一度誓え 明日から一月浦原喜助を貴様の結界に閉じ込めると!」
雀蜂雷公鞭を撃ち見事バラガンに命中させます。

浦原さん気の毒に…
281話「偽りの王冠…バラガンの怨恨!」

倒したと思ったのも束の間、虚圏の王は爆発如きでは倒せません。
唯一絶対の力を持つ大帝に逆らったことを悔いろと言わんばかりにブチギレたバラガンは、執拗に鉢玄を追い詰めます。
鉢玄はうまく鬼道を使いレスピラを避けますが、その片鱗を手の指に受けてしまいます。
しかし、よく見ると鉢玄の腕は鬼道で止血されています。
老いの力を浴びた腕をバラガンの腹の中に転送したのです。

初の頭脳戦ですね
唯一絶対の力でバラガンは滅びるという皮肉な戦いでした。
282話「魂の力!群狼、襲来!」
283話「スターク、たった独りの戦い」
弱くなりたい それが無理ならせめて 俺と同じくらい強い仲間を
ーー
スタークは、バラガンが死んだことで気持ちが揺らぎ、先ほどよりも動きが鈍ってしまい羅武にボコられてしまいます。
リリネットに叱られるとスタークはハッとさせられ重い腰を上げ再び戦闘に戻ります。

銃が無数の狼の群衆に変化し、羅武とローズを翻弄します。
狼はいくら斬り払っても灯火のように復活し、噛み付くと自爆をするという性質です。
火のように見えますが、狼の正体はスタークとリリネットの魂そのものでした。
これこそがコヨーテ・スターク・リリネット・ジンジャーバックの能力です。
スターク羅武とローズを爆発で致命傷を負わせて止めを刺そうとしますが、背後から現れた”影”がスタークの腹を貫きます。
京楽「影鬼」
京楽の斬魄刀「花天狂骨」の能力は童の遊びを現実にする事です。
ルールは花天狂骨が決め、範囲内に入った者は強制的にそのルールに従わせるというもの。
例えば、影鬼は影を踏まれた方が負け、嵩鬼は高いところへ行った方が勝ちといった感じです。
京楽は”艶鬼(いろおに)”で灰色を指定しスタークの腕(灰色の飾り毛)を斬ると、スタークはルールをすぐさま理解し「白」を指定し京楽の背中(白い隊長羽織)を斬ります。
艶鬼は「口にした色を相手に斬られてもダメージになり、自分にとってリスクの高い色ほど与える傷は大きくなる」というルールです。

これをスタークは一瞬で理解していてバトルIQの高さが伺えます
京楽の無精独楽に対し、リリネットは身を投げ出してスタークを護ります。
これでリリネットを失ったスタークは孤独の戦いとなってしまいました…。
ーー
スタークの過去。
スタークは強すぎるあまり虚圏にいた仲間が近くにいただけで消滅してしまうほどでした。
必然的に孤独になり、その侘しさを埋めるために自身を「スターク」と「リリネット」の二人に分けたのです。
スターク「弱い奴が羨ましかった 弱ければいくらでも群れていられる」

孤独を嘆いたスタークが司った死の形が”孤独”というのがイイですね
そこに現れたのは藍染でした。
仲間の死体の山を見て藍染は「君たちがやったのか?」と問いますがスタークは「勝手に死んだだけだ」と応えます。
スタークは藍染を見て初めて強そうだと感じたのです。
お互いに仲間を探していて利害が一致し、十刃の仲間入りへと果たしました。
スターク「あんたなら 俺たちといても 死ななそうだ」

スタークは他の十刃とは違い、藍染に義理があり敬っています。
ーー
これでようやく1vs1…孤独な戦いになります。再び艶鬼を指定する京楽。
京楽は白い羽織を脱ぎ、真っ黒な死覇装に。
京楽「黒」
京楽はスタークの胸の黒い孔を突き刺し止めを刺しました。
スタークは、死に際に死んでいった仲間の背中を見るなり「もう独りじゃ無いんだ」と呟いて絶命するのでした。

二人とも同じ生まれだったら仲良く盃交わしてたんだろうな…と思ってます。
ーー
戦闘を終えた京楽の元に羅武とローズがやってきます。
お疲れ様ですとう言うなり、他人の戦いに勝手に手を出す流儀のないところが気に食わなかった羅武は「変わんないっすね」と少し半ギレの様子。
それに対し京楽は「流儀によって勝ちを捨てるのは 三下のすることさ」と隊長として重みのある言葉で返します。
京楽「いい子になろうとしなさんな 貸しがあろうが 仮があろうが 戦争なんて 始めた瞬間から」

285話「百年の怨恨…ひよ里の復讐!」

痺れを切らした藍染は「用済みだ」と苦労して集めた十刃が藍染1人に劣ることに失望しまだ生きているハリベルを斬り捨ててしまいます。
藍染「さぁ始めようか 護廷十三隊 そして… 不出来な破面もどき達」
ひよ里は追放される前の尸魂界での生活を毎日心から楽しんでいました。
そんな自由で平和な毎日を奪った人物は紛れもない藍染です。
百年前のケリをつけるため藍染と仮面の軍勢は対峙します。
皆藍染の斬魄刀の能力を知っているため迂闊に近づけません。
「何を恐れることがある 百年前のあの夜に君たちはすでに死んでいるというのに」という挑発にのってしまったひよ里は単独で特攻しますが、後ろから市丸ギンに刺されてしまいます。
平子は危篤状態になったひよ里を止血させるために鉢玄の力を借りようとしますが、鉢玄は片腕を失っていて鬼道が出せません。
そこで思う浮かぶのは織姫の能力でした。
平子「一護はまだ戻って来えへんのか… 一護!!!」

286話「空座町を護れ!一護、現世へ!」

虚圏の天蓋の下では恋次・ルキア・チャドvsヤミーの戦いが繰り広げられていました。
帰刃状態のヤミーは月とスッポンくらいの規格外の大きさです。恋次とチャドがやられ、ルキアが止めを刺されそうになったとき、天蓋の上からウルキオラとの戦闘を終えて回復した一護が助けにきます。
仮面状態で放つ月牙天衝は確かにヤミーの首に当たりますが「ちょっと斬っちまったじゃねぇか」というヤミーのセリフで全く効いてない事がわかります。
再び仮面をつけようとしますが体の限界を迎えてしまい仮面が消えてしまいます。握り締められる一護を救ったのは六番隊隊長「朽木白哉」と十一番隊隊長「更木剣八」でした。
剣八「てめぇ何先に手ぇだしてんだ?すっこんでろよ」
白哉「何を言う ここへ着いたのは私が先だ 兄こそ武を弁えるがよい」
犬と猿の二人で少し不安が残りますが一護はヤミーの討伐を二人に任せ、虚圏に残っていた十二番隊隊長「涅マユリ」の”戦利品”で現世に向かうのでした。
289話「白哉vs剣八!?乱戦開始!」
ヤミーと戦いながらも口喧嘩が止まらない白哉と剣八。
挑発する剣八に怒り白哉は卍解をします。
喧嘩が勃発する寸前にヤミーが邪魔に入ってしまいました。

もうこれ仲良いのでは
二人に顔面を攻撃され、さらにイラついたヤミーはさらに大きく…。
怒りこそが力になるヤミーはさらに一回り、いや、二回りも巨大になり高層ビルレベルの大きさまで成長しました。
ーー
場面は切り替わり、狛村&檜佐木vs東仙。
親友である狛村、副官である檜佐木の心境は計り知れません。
藍染が前線に立ったことで東仙も真の力を出します。
真の力=卍解かと思われましたが、手の構えが仮面を被る仕草のそれ…。

狛村「そこまで堕ちたか!東仙!!」
虚化をした東仙は真っ先に檜佐木を斬りつけます。
ーー
檜佐木は戦いに恐れる自分に嫌気が差し「席官の座から外してください」と自分の惨めさに苛まれていた時期がありました。
それに対し東仙は「戦いを怖れるからこそ 同じく戦いを怖れる者たちのために 剣を握って戦える」「自分の握る剣にすら怯えぬ者に剣を握る資格はない」と盲目で歩くことにすら恐怖を感じる東仙が深い言葉を投げかけます。
ーー
虚の力のために全てを捨てた東仙に「今のあなたは一体何に怖れているんですか!」と嘆く檜佐木。
もはや東仙に心はないのか、躊躇うことなく檜佐木の腹を刺します。
290話「正義のために!?死神を捨てた男」

狛村は東仙と出会った時のことを思い馳せながら戦います。
卍解で黒縄天譴明王を使う狛村と虚化した東仙では力の差は歴然で、東仙は腕を折られますが超速再生で腕を治します。
狛村「本当に死神を捨ててしまったのだな…」
狛村は「貴公が死神になった目的は?」と過去に聞けなかった質問に東仙は「復讐だ」と答えます。
東仙には親友である女性がいました。
ある日結婚報告をしにきた親友ですが、その日見た姿が最後になってしまいました。
*1死神である夫に殺された親友の亡骸を見て死神への復讐を誓ったのです。
東仙といえばことあるごとに”正義”を掲げますが、東仙の言う正義とは必ずしも善が正義ではないということ。
東仙「亡き者への無念も晴らさず安寧の内に生きながらえる事は 悪だ!!」
狛村「儂は貴公の本心を聞けて満足した 儂の心は既に貴公を赦している」

こんな良い親友を裏切るなんてもったいない
激昂した東仙はついに刀剣解放をします。
東仙「清虫百式『狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)』」

*1 詳しくは小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」で真相が明らかになります。
291話「藍染との死闘!平子、始解!」

帰刃をした東仙はハエのような見た目をしていて、目が見える様にもなりました。
犬の顔をした狛村を初めて見た感想は「醜いな」でした。
狛村は東仙を見て「 今の貴公は前の貴公よりも見えなくなった」と哀れむ様子。
狛村「今の貴公には形作るのが見えておらん それは 心だ」
さらにブチギレた東仙は「九相輪殺(ロス・スウェベ・アスペクトス)」で狛村を瀕死に追い込みます。
狛村が「儂には貴公は斬れぬ」と事切れそうになった瞬間、檜佐木が後ろから東仙の頚椎を刺します。
瀕死になった東仙に優しく寄り添います狛村と檜佐木。
狛村「貴公が失った友に対してそうであったように 貴公を失えば 儂の心には穴があくのだ」
涙を流し感謝を口にする東仙。
檜佐木の顔を目が見えるうちに見ておきたいと言う東仙ですが、次の瞬間、藍染によって体を爆発させられます。
狛村が藍染の名前を叫んだその時…!虚圏から帰ってきた一護が登場します。
292話「全面戦争!藍染vs死神!」

一護は背後から藍染へ攻撃しますが、すでに首の後ろを鬼道のようなもので対策していた藍染は一護の攻撃を弾きます。
藍染は一護の心の中を読むように「今の一撃は虚化して撃つべきだった」と一護を焦らせます。
「なぜ間合いをとる?私が少しでも視界から外れるのが恐ろしいか?」などと執拗に一護を煽り立てられ、図星の一護はどんどん呑まれてしまいます。
そして、藍染は一護が責任感だけで戦っていることを見抜きます。
一護が藍染を恨む理由としては織姫を拉致したことです。しかし、すでに織姫を奪還したことから戦う動機はないはずです。
藍染は核心をつき、一護の戦意を喪失させます…。

本当に口が達者なやつですね
狛村「呑まれるな 黒崎一護」
そこに現れたのは護廷十三隊と仮面の軍勢でした。
いよいよ全面戦争の開幕です。
293話「日番谷、激昂!憎しみの刃!」

地上で雛森と松本の治療をしている射場とイヅルは、空中で対峙する護廷十三隊&仮面の軍勢vs藍染を眺めていました。
過去に雛森を刺した一件で藍染に恨みを持つ日番谷は、この戦が終わって隊長の座を失ってもいいという覚悟で自身の刃に憎しみを乗せて斬ると宣言します。
「鏡花水月を使う暇も与えない」という日番谷の言葉に、ギン曰く「藍染隊長の力を履き違えてるわ」だそうです。
天と地がひっくり返るレベル想定して用心をしても、藍染はその用心を全て上回ると言います。
その”力”を証明するように藍染は、一斉に向かってくる狛村、ローズ、羅武、リサの攻撃を躱し倒します。

さすがデタラメな十刃たちを従えた頭領です
砕蜂の分身攻撃を振り切ろうとする藍染を日番谷の氷で足止めし、真正面から「二撃決殺『雀蜂』」を食らわせることに成功、かと思われましたが藍染のデカすぎる霊圧で無効化されてしまいます。
しかし、氷の影から出てきた京楽が藍染の胸を突き刺しました。
日番谷は止めを刺すべく正面から突撃します。
藍染は堂々と正面からかかってくる日番谷の攻撃を見切っていましたが、直前で平子の斬魄刀「逆撫」の能力により、五感全てが逆さまになることでまた後ろから胸を刺されたのでした。

護廷十三隊と仮面の軍勢でようやく藍染を仕留めました。
その余韻からか、空気が静まり返ります…。
地上で治療を受けていた雛森は、尊敬していた藍染が刺されたことで思い詰めたのか、一人でにふらふらとほっつき歩いてしまいます。
そばで見ていた一護が叫ぶと同時に皆一斉に顔色を変えました。
一護「みんな一体 何をしてんだよ!!!!」

「傍観してるお前の方が何をしてんだよ」と思ってしまいそうになるのはさておき、すでに一護以外の全員が鏡花水月の術中にかかっていました。
平子「一体いつから鏡花水月を遣うてたか訊いてんねん!!」
藍染「ならばこちらも訊こう」

激昂する日番谷は思考が停止し、連携を無視した突撃で斬られてしまいます。
それに続いた砕蜂、京楽、平子も斬られてしまい地獄絵図となってしまいました…。

藍染…恐るべし…恐らくBLEACH史上一番視聴回数の多い回だと思います
294話「攻撃不能!?封じられた元柳斎!」

護廷十三隊が破られるとたちまち現れたのが総隊長「山本元柳斎重國」です。
「炎熱地獄」で藍染と心中を図ろうとする山爺。
炎熱地獄の炎は倒れている護廷十三隊全員を巻き込んでしまうため、動くことのできる一護にだけ退がれと命じます。
「一死以て大悪を誅す それこそが護廷十三隊の意気と知れ」といい炎熱地獄を発動しますが刹那、背後に帰刃状態のワンダーワイスが現れます。
”改造破面”…。そのように形容されるワンダーワイスは文字通り藍染によって人工的に作られた破面で、山本に対抗するためだけに作られた破面です。

山爺に対抗するためのステータスに全振りしているため言語や知能は皆無です
山爺とまともに戦えば藍染も勝てるはずがないため崩玉を使って生み出したのです。
ワンダーワイスは流刃若火を消し、拳での戦闘を挑みます。
しかし山爺は千年も総隊長を務めている男。「千年も儂より強い死神が出ていないからだ」と言い上裸になり拳を握ります。

双骨で無事ワンダーワイスを倒しますが、藍染が言った「流刃若火を封じるために作られた」と言う言葉はつまり、体の中に封じるということです。
炎熱地獄の炎が全てワンダーワイスの体中に封じ込まれていたのです。その炎が全て無差別に解き放たれると空座町だけでなくその何倍もの街を灰にしかねません。
山爺はすぐさま一身で全ての炎を受けて被害を抑えます。
「尸魂界の歴史そのものである君は せめて私の剣で止めを刺そう」という藍染の脚を掴み、自らの腕を犠牲にする犠牲破道「破道の九十六『一刀火葬』」で控制。
その隙を見逃さなかった一護は今度こそ仮面をつけて背後から攻撃をします。
295話「全ては罠…仕組まれた絆!」
296話「衝撃の真実…一護に秘められた力!」
297話「伸びる刃!?一護vsギン!」

月牙天衝を肩に直撃させ今度こそ藍染の体に傷を負わせます。
しかし、すでに崩玉を身に宿している藍染は傷をなんとも思いません。
それどころか口が達者で挑発が専売特許な藍染は一護に対し「よく成長したものだ 私の思い通りに」と意味深な言葉を吐きます。
ルキアとの出会い、雨竜との戦いを経て死神の力に目覚め、恋次との戦いで斬魄刀の力を知り、剣八との戦いで卍解への足掛かりを掴み、白哉との戦いで虚化へと踏み出し、グリムジョーとの戦いで虚化をマスターし、ウルキオラとの戦いで完全虚化をしたこと…。
それら全ては藍染の計画の範疇で、一護は藍染の思惑通りの成長を順に遂げていったというわけです。

こんなん絶望しますわ
衝撃的な真実をさすがに受け入れられない一護は「どういうことだよ!?!?!」と取り乱してしまいます。
よくよく振り返ってみると都合良く事が運ばれていることもあり、どんどん信憑性が増すにつれ一護の精神も崩れていきます。
藍染は一護が最高の素材になりうると確信していて、一護がルキアと出会う前から監視を続けていました。
なぜ一護なのかー。一護は藍染に「一体いつからそう確信した」と訊くと「最初からだ」と応えます。
藍染「私は生まれた時から 君のことを知っている なぜなら君は人間とーー」
ドン!!

なんと、藍染の言葉を遮るように、一護の父「黒崎一心」が登場します。
一度撤退し「訊きたいことは山ほどあるだろうが」という一心に「ねぇよ あんたが言いたくなるまで待つよ」と返す一護。

死神としてだけでなく人間的な成長も垣間見えます
父の登場で一護は戦意を取り戻し戦場に復帰。一心もまた戦闘に加わり、一心vs藍染・一護vsギンの構図で対峙します。
一心と藍染は互角の戦いを繰り広げます。
ーー
一護とギンは尸魂界潜入篇以来の対面です。
ギン曰く、始解状態の神槍は刀100本分伸びると言います。
じゃあ卍解は…。


なにかとネタに使われる1コマです
ギン「卍解『神殺鎗(かみしにのやり)』」
一護は13kmも伸びる刀が縮む瞬間を目で追う事ができませんでした。刀を縮めただけで卍解は解いてないため鋒を向けられたら終わりです。
間合いをとり再び刀剣を伸ばすギン。
そう、ギンの卍解の能力の最たるものは長さというより伸縮の速度です。なんとその伸縮の速度は音速の500倍です。
そして意識が回復した松本はギンの霊圧を察知します。
ーー
藍染の体に埋め込まれた崩玉が少しずつ覚醒していきます。
藍染は「崩玉の真の能力は 自らの周囲の心を読み取り具現化する能力だ」と説明します。
過去に仮面の軍勢を死神と虚の境界線を取り払うことで治療した時も崩玉が浦原の心を具現化したことで成功し、崩玉を宿していた頃のルキアが一護に全て死神の力を授けたのも、海燕の死による苦痛からで、ルキアの近くにいたチャドと織姫も心から自分らの無力さを呪ったから能力が発現したのです。
そして現世からやってきた浦原が参戦します。
300話「浦原登場!藍染を阻止せよ!」
301話「一護、戦意喪失!?ギンの思惑!」

藍染「限界が訪れたようだ 死神としての私に」
崩玉と融合しようとする藍染を止めに浦原が参戦。
がちがちに縛道で足止めをしますが、崩玉と融合した藍染に九十番台の鬼道は効きません。
浦原は藍染の手首を縛り霊圧の排出口を塞ぎ、内側から自身の霊圧で自滅させます。
しかし、変貌を遂げた藍染(通称:ハンペン)が煙から出てきます。

夜一も参戦し、一心・浦原・夜一で連携を組みます。
しかし隊長レベルの3人が結成しても藍染一人に全く太刀打ちできません。
ーー
ギンと一護は藍染との戦いを傍観していて、一護の「あの藍染じゃ あんただってどうなるかわかったもんじゃねぇぞ」という言葉から、「もうどっかでこの戦い諦めてるんと違うの?」とギンに上手いところをつかれてしまいます。
ギン「君 逃げ」
ーー
一心、浦原、夜一の3人がやられ、藍染の身を纏っていた鎧は剥がれ顔が剥き出しに。
揺籃のときを終えた藍染とギンは尸魂界へ侵攻します。
一心は一護に早く断崖を開けと言いますが、一護は諦めモード。
一心は「オメーが行かなきゃ空座町にいたみんなは死ぬってことなんだ」と葉っぱをかけ、一護は藍染達の元へ向かう決意をします。
断崖に入ると拘突がすでに藍染の手で殺害されていました。
拘突は断崖に存在する列車のようなもので、時間と空間が断絶されたこの空間に長く止めさせないために存在したものです。
つまり拘突がいない今は外の世界よりも時間が遅いのです。
一心「今なら教えられる 最後の 月牙天衝だ」
302話「最後の月牙天衝!?一護の修行!」
306話「護るために!一護vs天鎖斬月」

外に1時間が過ぎる間に断崖では2000時間が過ぎると言います。
壁に流れる拘流を止め、一心の霊圧が途切れるのが約2000時間。その間に一護は斬月から最後の月牙天衝を聞きださなければなりません。
ーー

流魂街に転送された”本物の空座町”では、住民は皆眠らされているはずが、有沢たつきと浅野啓吾が目を覚ましていました。
そして藍染もまた尸魂界へ侵攻し”本物の空座町”に足を踏み込みます。
藍染の霊圧は人間の魂魄を消滅させてしまうほど強大なものになっていました。
有沢たちを見つけた藍染は一護の闘争心をさらに煽ることを目的に有沢たちの殺害を目論みます。

まさか藍染が有沢を標的にするとは思いもしなかったのでハラハラしました
藍染の霊圧に当てられ立つこともままならずピンチのその時、観音寺が登場。
いつもの陽気な挨拶で破天荒な登場ぶりを見せますが、ゴールデンキャノンボールが藍染に当たるわけもなく「人間ごときが私に触れると消滅するぞ」と言われひよってしまいます。
藍染に向かって突進する観音寺の手を止めたのは現世からギンを追って現れた松本乱菊でした。
乱菊は観音寺と有沢を逃すとギンは藍染の元から乱菊を離し、遠く離れた場所で対話をします。
乱菊は、「イヅルはギンを信じてたのになぜ裏切ったのか」と訊くと「ほんまにそれイヅルのこと言うてるん?」と乱菊の本音を見透かしているようなセリフを吐きます。

この二人の微妙な距離感、両思いの男女みたいな雰囲気ですごく好きです
ギン「ナぁ 乱菊 邪魔や」
松本の首元へ鋒を当てるギン。
松本は倒れ込み、ギンはそのまま立ち去ります。
ーー

刃禅(じんぜん)を組み精神世界へ突入した一護。
過去に入った世界とは違い水中に沈没した家々が…。
そして浮かび上がる黒い影。それは若かりし頃の斬月、もとい天鎖斬月でした。
一護を見るたび襲ってかかってくる天鎖斬月。一護はただ空座町を護るために最後の月牙天衝を聞きたいだけだという旨を伝えると「お前の護りたいものが私の護りたいものではないのだ」と返します。
天鎖斬月は嘆いていました。前の精神世界はビル群たちがあったはず…しかし、今は小さな家々が沈没しています。最初は雨が降っていただけですがだんだんとエスカレートし海になってしまったのです。
その原因は「一護が絶望し歩みを止めたから」と天鎖斬月は話します。
その絶望の根源を出すべく、一護の胸から白一護を引き出します。
そして融合する天鎖斬月と白一護。
白斬月「本来私たちは二人で一つ…どちらも お前自身の力だ」

苦戦を強いられる一護。現実世界では刃禅を組みながら血を流しています。
拘流を止めている一心も限界が近いようで、どちらも切迫した状況です。
307話「緊急事態!藍染、更なる進化」
308話「さよなら…乱菊」
君が明日蛇となり 人を喰らい始めるとして
人を喰らったその口で 僕を愛すと咆えたとして
僕は果たして 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか
ーー

藍染は有沢たちを殺したあと、「死体を街の外のわかりやすいところに吊るして王鍵を創生に取り掛かる」とギンに伝えます。
ギンは「僕がやります」と藍染の刀に触れると、袖から”神殺鎗”を伸ばし藍染の胸を貫通させます。
鏡花水月の完全催眠を逃れる方法は一つだけ。
それは始解前に刀剣に触れておくことでした。
何十年もかけて藍染から鏡花水月の弱点を聞き出したギンはこの瞬間を待っていたわけです。
藍染はギンがいずれ裏切るであろうことをわかっており、「どのように殺すのかが気になっていた」からそばに連れていたと言います。
ギンの神殺鎗はただ早く伸び縮むする卍解ではありませんでした。真の能力は、伸び縮みの瞬間に刃が一旦塵となり、刃の内側に仕込まれている猛毒で相手の細胞を崩壊させるというものです。
ギン「胸に孔が空いて死ぬんや 本望ですやろ」

崩玉を奪い殺したと思ったのも束の間、崩玉と完全に融合した藍染は再び姿を変え復活します。
崩玉を持つギンの背後にワープすると、体を斬りつけ腕を捥ぎ心臓を刺すという容赦ない連撃をかまします。
ーー
藍染は副隊長の時代から死神を殺し、その魂魄を崩玉に取り込むという実験を繰り返し行っていました。
その犠牲者の一人が「松本乱菊」です。
乱菊は一命を取り留めたものの、幼馴染であるギンは乱暴をされた乱菊を見ていて藍染に強い憎しみを持ち、同時に復讐心も持ち始めます。
乱菊を護るために死神を殺し、尸魂界を裏切り手段を問わない方法で藍染の元で暗躍していたのです。
ーー
ギンの元へ駆け寄る乱菊。
ギン「ごめんな 乱菊」
謀反を起こしたときに謝っておいてよかったと言います。
止めを刺そうとする藍染…。
すると、間一髪のところに最後の月牙天衝を会得した一護が現れます。
かすかに意識があるギンは一護の顔を見るなり「強い目になった よかった… 今の君になら任せていける」と安堵した表情で息を引き取ります。
一護は場所を移そうと提案し、すかさず藍染の顔を鷲掴みにし空を飛び、広大な地を戦場に移し替えます。
剣が交われば岩山が吹き飛び地形が変わるほどの力が交差する異次元の戦いが繰り広げられます。
そして藍染はその気になれば刀を粉々にできると思い一撃をかましますが一護はそれを片手で受け止めました。


双極での戦闘の時にやられたことをそっくりそのまま返しています
信じられない出来事が目の前で起きた藍染はさすがに鬼道なら防げないだろうと考え、完全詠唱の破道の九十「黒棺」を放ちます。
しかし、時空が歪むほどの重力の奔流を、なんと一護は片腕を一振りしただけで壊しました。
一護「今のあんたの力より 俺の力の方が上だ あの岩山を消し飛ばしたのは俺の刀だ」
309話「激闘決着!放て、最後の月牙天衝!」

人間をひどく軽蔑する藍染は、一護という人間如きに遅れをとっていることに腹をたて、さらに覚醒します。
顔の肉が割れ、中から黒い仮面のような顔が剥き出しになり翼からも虚のような顔が生えているという化け物の姿に変貌します。
翼から放出した小さな光は、一護に当たるとたちまち大爆発し左腕を負傷させます。
藍染はすぐさま一護の首を絞め絞殺しようとしますが「こんなもんかよ」と一護の一振りで失敗。
もううんざりしちゃった一護は奥義「最後の月牙天衝」を見せるべく姿を変えます。
ーー
精神世界で長い時間に渡り白斬月と戦闘をしていた一護。
断界の中での時間は現世と尸魂界の時間よりも2000倍も早い時間で流れているため、髪がかなり伸びています。
一護は鍔迫り合いの中で白斬月に違和感をおぼえます。
当初から白斬月の方がはるかに戦闘力が高く、どう考えても一護では太刀打ちできないはずがなぜか戦いが続いている…それに白斬月の刀からは”寂しさ”ばかりが伝わってきたのです。
一護は白斬月の心中を察して斬魄刀を手放し、自ら白斬月の刀に刺されにいきました。
そう、最後の月牙天衝を聞き出す唯一の方法…それは、斬月の刀を受け止めることでした。
最後の月牙天衝を使ってしまうと発動者の死神の力が全て消えてしまうため、白斬月はなるべく一護に教えたくなかったのです。
白斬月「私が護りたかったものは お前自身だ 一護」
ーー

一護「この技を使えば俺は死神の力を全て失う 最後ってのはそういう意味だ」
一護「無月」

藍染は二つに両断され、一護は死神の力が消えていきます。

耳を塞ぎたくなるくらい轟音のはずなのに無音という演出が最高です
しかし崩玉と融合した藍染は超速再生をし復活。
斬魄刀が壊れ始め更なる進化を遂げるかと思った矢先、先の戦いで浦原が仕込んだオリジナル鬼道が炸裂します。
浦原は崩玉と一体化した藍染を殺すのはほぼ不可能だと考え封印するための新しい鬼道を作ったのでした。
藍染の体を纏った衣服が剥がれ落ち封印が始まっていきます。
体を拘束されてゆく中、藍染は「頭脳が高い浦原がなぜ霊王に従うのか」と疑問を持ちますが、浦原は霊王がいなければ世界は崩壊するこの世界を受け入れている姿勢をみせました。
藍染は反対し「それは敗者の理論だ」と叫び反論。
藍染「勝者とは常に世界がどういうものかでは無く どう在るべきかについて語らなければならない!!」

藍染は封印され、長きにわたる死神と破面の戦争はようやく終結しました。
310話「一護の覚悟!戦闘の代償」

無月を放った一護はその代償として死神の力を失います。その一段階目として強烈な痛みを伴い意識を失いました。
ーー
決戦から10日が経ち、尸魂界にてマユリは現世を転送、卯ノ花さんは仮面の軍勢面々の治療を済ませます。
剣八、白哉、京楽の3名は隊長羽織を無くしたことで山爺に叱られてしまいます。
封印後の藍染は椅子に縛られ厳重に拘束させられたまま四十六室にて1万8000年の判決を言い渡されますが、あの雄弁な藍染惣右介ですから四十六室相手に「君たち如き」や「滑稽」などと罵った結果、怒りを買い、刑を2万年に引き上げられてしまいます。
日番谷は雛森を護ることができなかった自分を悔やみ、戦争が終わっても卍解を自在に扱えるようにするためにただ一人修練に励みます。

後の千年血戦篇の伏線ですね
副隊長の乱菊はこっそりとついてきており、日番谷の修練を見守りながら亡くなったギンに思いを馳せます。

ーー
一護は10日間眠っており、その間織姫、雨竜、チャド、ルキアの4人が看病をしてくれていました。
ルキアの家で目を覚ますと一護の髪の長さや身長が元に戻っており、死神の力が薄れていることがわかります。
浦原曰く、次に強烈な痛みと共に意識を失い目を覚ました時に死神の力が全てなくなるそうです。しかしそれが1時間後なのか、はたまた10年後なのかはさすがの浦原でもわかりません。
一護は落胆することなく「後悔はねぇよ」と言い空座町へ帰っていくのでした。
342話「ありがとう」

空座町に戻った一護は普段通り高校に通い、死神代行として虚退治も行っていました。
一護の霊圧が急速に弱まっていることをルキアは察していました。
ルキアは一護とのお別れが近づいてきていることに寂しさを感じます。
気を利かせた一護はスキーに誘い空座高校のメンバーと一緒に遊びに行くことを提案。
初めてのスキーを楽しむルキア。寂しさを少しでも紛らわすことができたでしょうか。
スキーからの帰路、伝令神機が鳴り虚の出現が知らされます。
一護とルキアはすぐに現場に向かい退治しようとしますが、霊圧が弱まっている一護の動きは鈍く虚に叩かれてしまいます。
一護は「わりぃ 足手まといになって…」とルキアに謝ります。
ルキア「貴様が足手纏いなものか! 貴様が傷を負えば支えてやる 貴様が動けなければ代わりに戦ってやる 貴様が苦しむならばその苦しみを受け取ってやる 我々は仲間だろ!」

幾度となく辛い戦いを経て、受け止め難い現実を目の当たりにしてきた二人ですが変わらないものを感じます。
ルキアが虚の足止めをすると一護は「これが最後だ」と言い残りの霊圧を全て使い込み月牙天衝で仕留めました。
そして再び意識を失います…。
ーー
目を覚ますと自分の部屋でした。
霊圧消失の第二段階の過程を経た一護は程なく全ての霊力が消えていきます。
外でに出ると霊の気配を感じず、ルキアの気配も少しずつ消えていきます…。
ルキア「お別れだ 一護」
一護「そうみてえだな… みんなによろしく伝えといてくれ」
ルキア「あぁ…」
一護「じゃあなルキア」

BLEACH破面篇 ー完ー
まとめ
No1〜No3戦〜藍染戦を終えて死神の力を消失までが後編のお話でした!
どんでん返しの展開が多くてハラハラしますね!
ギンの最期は本当に悲しいです…。
無事に藍染を倒すことができましたがそれで「はい、終わり」ではなく、悪とは何か正義とは何かを考えさせらるのがBLEACHのいいところだと思います。
次回は死神代行消失篇(343話〜366話)です!
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