【BLEACH】アニメ全話ネタバレあらすじ解説まとめ『尸魂界救出篇』

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あらすじまとめ

ついにアニメBLEACH(ブリーチ)千年決戦篇が2022年10月に約10年の時を経てアニメ化されました!

アニメ化を記念し、第1話〜最終回までの全話あらすじ解説を編分けしてまとめました!
かなり莫大な量になっておりますので、ぜひご覧いただけると幸いです。

今回は『尸魂界救出篇』のあらすじ解説です!

前回のあらすじ

主要キャラクター

登場する主要キャラクター

・黒崎一護
・朽木ルキア
・朽木白哉
・四方院夜一
・石田雨竜
・涅マユリ
・志波海燕
・阿散井恋次
・斬月
・日番谷冬獅郎
・雛森桃
・藍染惣右介
・市丸ギン
・東仙要

あらすじ

42話「瞬神夜一、舞う!」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

白哉と対峙した一護&夜一。

一護を庇いながらの戦闘は難しいと判断した夜一は、麻酔薬を直接一護の内臓に塗り込み気絶させます。

夜一は「3日で此奴をおぬしより強くする」と白哉に宣言しその場を立ち去りました。

白哉は旅禍への興味が失せたといいその後の処置を浮竹に任せます。

浮竹は仙太郎と清音を呼び出し、ガンジュを四番隊で治療させよという命令を下しました。

浮竹さん聖人すぎる

花太郎の「なぜ僕たちを助けるのか」という問いに対し「俺の部下を牢から救い出そうとしてくれた そんな奴らを見殺しになんてできるもんか」と答えました。

ーー

「なぜ俺だけを連れ帰った!」と夜一に対し怒りを表す一護ですが、白哉から確実に逃げるのに一護ひとりを抱えて逃げるのがやっとでした。

白哉に勝てる者はあの場に1人もおらず、一護なら3日あれば可能性が見えると感じ連れ帰ったのです。

斬魄刀は、通常二段階の解放をすることができます。

一段階目を「始解(しかい)」二段階目を「卍解(ばんかい)」といいます。

一護の斬魄刀は常時開放型なので、初めから始解状態ということになります

卍解は始解状態よりも5〜10倍の力を発揮できると言われており、習得するためにはどれだけ才のある者でも十年を優に超えるほどの鍛錬が必要であるくらい難易度が高いのです。

夜一は「3日で卍解を習得してもらう」と血も涙もないことを言っちゃいます。

地獄の修練のはじまりです。

43話「卑劣な死神」
44「石田、極限の力!」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

雨竜と織姫は死神の姿に扮して、旅禍であることをバレないように行動していました。

しかし、運が悪く酔っ払った十一番隊の隊士に絡まれてしまいます。「どこの隊だ」という問いに雨竜は咄嗟に「十一番隊所属だ」と嘘をつきますが、着ている隊服が十二番隊のものであることがバレてしまったことで怪しまれます。

そこで十二番隊の隊士たち数人が助けてくれますが、雨竜は何か違和感に気づきます。

雨竜「井上さん!離れて!」

次の瞬間、十二番隊隊士たちの体が一斉に爆発しました。

三天結盾で爆破の被害を免れた2人。

「隊長!話が違うじゃないすかぁ!」というモブ隊士にも十二番隊隊長の涅マユリは「ダめダヨ 放たれた爆弾は 手元に戻ってくるもんじゃない」と言い容赦なく爆破します。

まさに目的のためなら手段を選ばない冷酷非道の隊長さんです

三天結盾に興味津々なマユリは織姫を研究材料にしようと変態様を見せてきます。

しかし、雨竜の使う弓を見て、絶滅危惧種のレアな滅却師と知ってもマユリは全く興味を示しません。

何か腑に落ちない雨竜ですが織姫を逃し戦闘を始めます。

雨竜の放つ矢は全てかわされたあげく飛廉脚まで分析までされてしまいます。

これ以上時間をかけられないマユリはついに自身の斬魄刀を解放します。

マユリ「掻き毟れ 疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

赤ん坊のような顔をした模様にグニャグニャの刃が生えた形状でとても気味が悪いですね

部下である涅ネムを雨竜に抱きつかせ、ネムもろとも斬ります。

マユリ「馬鹿が 腕を千切られても放すなと教えた筈だヨ」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

部下を奴隷のように扱うマユリにやめろと叫ぶ雨竜。

マユリ「私の作った体がこの程度の傷で機能しなくなるというのかネ」

ネムの正体は、マユリによって義骸技術と義魂技術で作り上げられた人造人間でした。

嬲られるネムを助けるため立ちあがろうとする雨竜ですが腕が動きません。

疋殺地蔵の能力は「斬った対象物の四肢の動きを奪う」というものです。先に受けた攻撃で雨竜の腕は動かなくなってしまいました。

それでもネムを助けようとする雨竜を見て、過去に研究した滅却師のことを思い出し雨竜に話します。

マユリ「生きたまま頭蓋に穴を開け 切り刻み擂り潰し (etc…」

残虐な研究内容を一通り喋った後、最後に研究した滅却師は老人だったと言い、老人の無残な死骸の写真を見せつけます。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

覚醒し「乱装天傀(らんそうてんがい)」を身につけた雨竜。

実の祖父からもらった「散霊手套(さんれいしゅとう)」を右手にはめて発動する能力で、自身の戦闘能力を極限まで引き上げる代わりに滅却師の力を全て失ってしまうというものです。

迷わず乱装天傀を使った雨竜には決して譲れない滅却師の誇りを感じます

雨竜は最終章に匹敵するレベルの攻撃を放ちました。

雨竜の攻撃で左腕を飛ばされたマユリはブチギレて卍解します。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

雨竜の放つ矢は、卍解したマユリを物ともせず一撃で仕留めました。

液状化したマユリに逃げられますが事実上雨竜の勝利で幕を閉じました。

実は金色疋殺地蔵が作中初披露の卍解でした。まさか初披露がかませに使われるとは・・・。

45話「限界を越えろ!」

夜一の下で修行中の一護。

卍解の習得には斬魄刀との対話と同調が必要なため、転神体に斬魄刀を転写し具象化させ、斬魄刀を屈服させなければなりません。

斬月が具象化され、無数の斬魄刀が並べられます。その中に一本だけ斬月を倒すことのできる斬魄刀がありそれを見つけ出すという試練です。

果たして血反吐が出るほどの厳しい修行に一護は耐えることができるのでしょうか。

ーー

場面が代わり、花太郎の裏切り行為を正当なものとして、仙太郎と清音は四番隊隊長の卯ノ花烈へ浮竹の伝言書を届けにきていました。

織姫は十一番隊のマキマキと副隊長の草鹿やちるによって十一番隊隊舎で匿われる形になりました。

四番隊隊舎では雨竜、ガンジュ、チャドの三人が治療されており、重要参考人として拘束されていました。

47話「仇討つ者たち」
49話「ルキアの悪夢」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

雛森は瀞霊廷内で斬魄刀解放をした罪で投獄されていましたが、看守を白状(はくふく)で気絶させ脱獄しました。

藍染の手紙に記された犯人を追うため夜道を駆け抜けます。

ーー

乱菊は幼い時に市丸ギンに窮地を救われた時の夢を見ていました。

夢から目が覚めるとそこには日番谷隊長が。藍染殺害の犯人が市丸だと睨む日番谷に、少し物憂げな様子です。

すると突然伝令が。恋次、イヅル、雛森の三人が脱獄したという旨です。

日番谷は単独で藍染殺害の犯人として目星をつけている市丸ギンの前に立ちはだかります。

同じくして雛森が到着しました。共闘するのかと思いきや雛森の狙いは日番谷です。

そう、独房で読んだ藍染の遺書に書かれていた犯人の名は「日番谷冬獅郎」でした。

日番谷は、雛森の攻撃を阻止するために殴打して気絶させると、雛森が血が滲むほど強く刀を握っていたことがわかります。

日番谷「雛森に血流させたら てめえを殺す!」

激しい攻防を繰り広げる両者を傍目にイヅルは圧倒されます。てか、巻き込まれます。

「三里より先に逃げても巻き込まない自信はない」という日番谷を堂々と無視しているわけですから当然の報いです

最終的に市丸が雛森を標的にした時に松本乱菊が止めに入り危機を脱しました。

ーー

「51本目!」

果てしなく長い道のりですが一護はだんだんとコツを掴んでいました。

ルキアを助けるんだ!という強い意思をバネに奮闘しています。

修練は2日目に入ります。

夜一は転神体を使っての卍解習得の危険性と、ルキア処刑の猶予期間のことで悩んでいました。

転神体は元々浦原自身の卍解習得を目的として創られたもので、さらに3日で習得というのは浦原がこれ以上の時間をかけると危険であると判断した日数です。

つまり成功した実績が浦原しかないため心配が拭いきれません。猶予は8日ほどあるため2日目を様子見とすることにしました。

修行をしていると修練場に突然恋次がやってきます。時間がなくなったという恋次は修行に混ぜてくれと言います。

一護「時間がなくなった?どういうことだよ?」

恋次「ルキアの処刑時刻が変更になった 明日の正午だ」

最悪な知らせです

49「ルキアの悪夢」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

処刑を待つルキアは十三番隊に入った当初の頃を思い出します。

ーー

副隊長の志波海燕は非常に面倒見がよく、部下からの信頼も厚い男です。

ある時得体の知れない虚を調査するために十三番隊は偵察隊を派遣します。

しかし、帰ってきたのは海燕の妻「志波都」だけで他は全滅です。不穏な空気が漂う中事件が起きます。

目が覚めた都は虚に体を乗っ取られており、十三番隊の隊士を次々と斬り殺します。

海燕、ルキア、浮竹の三人は虚の住処を特定して触手を生やした虚と対峙。

都の仇を打つべく海燕が戦闘に出たものの虚の能力にあてられ、まんまと体を乗っ取られてしまうのでした。

隊長さん助けてやって・・・と思いましたが誇りを守る戦いなので手出しは無用なんですね(泣)

霊体同士の融合は二度と解けることはないとわかった浮竹は海燕を一思いに介錯しようとしますが、最悪のタイミングで浮竹の病気の症状でてしまいました。吐血で動けない浮竹を無視して、刀を構えながら竦んでいるルキアに飛びかかる海燕。

接触寸前に海燕の意思が勝ち、自らルキアの斬魄刀に刺されにいき息を絶えました。

51話「処刑の朝」

織姫は無事剣八を味方につけ、雨竜、チャド、ガンジュの囚われている監獄の壁をぶち抜いて合流することができました。

護廷十三隊では今回のルキアの処刑に疑問を持つ者や、是とする者が論議を交わしていました。

尸魂界では当たり前の処置かと思ったのですが、やはり死神の力を与えただけで処刑というのはやりすぎという感覚は皆お持ちのようですね。

一護を探しに走り回ってた剣八一行ですが、八番隊と九番隊の足止めにあってしまいます。

十一番隊vs八番隊&九番隊のアツいバトルが繰り広げられます。

ーー

そして相変わらず修行に励む一護。

果たして卍解を習得することができるのかー。

52話「恋次、魂の誓い! 白哉との死闘」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

恋次はいち早く修練を終え、真っ先にルキア救出へ向かいます。

その道中、待ち構えてた朽木白哉に足止めを食らいます。

副隊長の座から一番近くで白哉を見ていた恋次は、「閃花」「千本桜」を徹底的に攻略しており、クールな白夜兄さんも驚いた表情を見せます。

「あんたの千本桜は見切った!」と調子をぶちかます恋次。習得した卍解を披露し白哉をさらに驚愕させます。

恋次の猛攻を受けた白哉も卍解で対抗します。隊長の卍解ですから、副隊長で卍解を習得したばかりの恋次は手も足もでません。

恋次は六杖光牢で体を縛られ、卍解「千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)」で致命傷を負わせられます。

護廷十三隊に入る前から白哉の背中を追ってきた恋次。白哉を越えようという意志で日々修練を積み重ねてきましたが、今回の戦闘でその背中があまりにも遠すぎることを実感します。

もうだめかと負けを悟った瞬間、ふと思い出したように我に戻ります。

白哉「それでも貴様は ルキアを救うなどと戯言を言うか?」

恋次「….あたりめーだろ… 誓ったんだよ…」

白哉「誰にだ?」

恋次「ただ俺の…魂にだ!!」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

一護と重なる描写がアツいです

最後の力を振り絞って白哉に刀剣を突き刺しますが、蛇尾丸はすでに折れていました。

白哉「見事だ 貴様の牙、見事に私に届いていたぞ。」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

最後は褒め言葉で締めるところは副隊長想いですね(?)

53話「市丸ギンの誘惑、崩された覚悟」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

ルキアは双殛に移送される最中に恋次の霊圧が消えたことを感じとります。

そして、ルキアの前に突然「市丸ギン」が姿を現します。

ギン「助けたろか?」

ルキアと瀕死の恋次の二人をその気になればすぐに助けられるというギンですが、「何のメリットがある?」と疑いまくるルキア。

ルキア「(私を助けてこの男になんの得がある? それとも本当に…)」

ギン「嘘。」

死ぬ覚悟ができていたルキアは生きる希望が一瞬ちらついたため、再度死ぬ恐怖に駆られてしまいました。

ほんと何しにきたんこいつ

ーー

その頃、十一番隊隊長「更木剣八」七番隊隊長「狛村左陣」&九番隊隊長「東仙要」と勝負を愉しんでいました。

東仙は正義に反する剣八にブチギレついに卍解を解放します。

卍解「清虫終式・閻魔蟋蟀 (すずむしついしき・えんまこおろぎ)」

その能力は「ドーム状の結界に閉じ込められた人物の霊圧知覚・視覚・聴覚・嗅覚を奪い無明の地獄を創り出す」というものです。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

閉じ込められた瞬間からどこから斬られてるかわからずにただ痛みだけを感じて死んでいくわけですね

しかし、怪物とか魔物とか言われてる剣八には通用しませんでした。

唯一残った触覚で辺りを手当たり次第斬りかかるという脳筋プレイをみせます。

考えることが苦手な剣八は「飽きたな」と、あえて突きをかわさずにその身にくらい、東仙の手を掴むことに成功します。

戦いを愉しみたい剣八は今度は東仙の手を放し、「次は体を貫通する前にてめーの腕を掴めるぜ」と舐めプを宣言をし余裕を見せつけます。

チート能力をものともしない剣八は東仙を瀕死に追いやります。

半死人の東仙に「もう飽きた」と言う自分勝手な剣八。東仙は後ろから斬りかかりますがあっさり止められます。

止めに入った狛村は卍解をし、第2ラウンドの開始です。

54「果たされる誓い! ルキア奪還なるか」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

ついにルキア処刑が始まろうとしており、各隊の隊長・副隊長が集結します。

そこにはルキアの兄・朽木白哉の顔も━。

ルキアは白哉の突き放すような態度から死を覚悟することができました。

双殛が解放され、薙刀の形状が火の鳥へと変化します。

ルキアは最後にこれまで関わった仲間たちに感謝を唱えました。

そしていよいよ準備が整い、処刑が執行されました。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

なんと、そこに現れたのは一護でした。隊長らは「斬魄刀100万本に値する矛」を残月で食い止めるほど力を蓄えた一護に狼狽える様子をみせます。

一護は合流した瀕死の恋次にルキアを託し、各副隊長たちを斬魄刀も使わず蹴散らします。

そしてついに朽木白哉との三度目の戦闘が始まります。

57話「千本桜、粉砕! 天を衝く斬月」
58話「解放!黒き刃、奇跡の力」
59話「死闘決着!白き誇りと黒き想い」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

対峙する白哉と一護。

白哉の始解「千本桜」に対し、一護は「月牙天衝(げつがてんしょう)」で対抗し白夜に傷を負わせました。

「俺を斬るんだろ?」と一護に煽られ白哉は卍解をします。

千本桜景厳は無数の刃を操り全方向から攻撃をしかけることができる能力です。一護はなんとかかわそうとしますが攻撃のスピードに圧され地面に叩きつけられます。

一護「こっちだけ始解のままで 卍解に勝とうなんてのがナメた話だ…」

白哉「言葉に気をつけろ 小僧 まるで貴様が 卍解に至っていると言っているように聞こえる」

一護「ああ そう言ってんだよ 朽木白哉!」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

卍解した一護は瞬時に白哉の喉元に鋒を当てます。

白哉は先ほどまで御し切れていた千本桜でも追いつかないほどのスピードを魅せる一護に戸惑いを隠せません。

処刑を止めたことや、死神が十数年を経てやっと手にする卍解を3日で習得したことなど、死神の誇りを穢されたことにキレた白哉は「殲景・千本桜景厳」を発動します。

千本の刃の葬列が二人を囲むようにフィールドを張り、1vs1の形式をつくりあげ、防御を捨て敵をころすことだけに全てを捧げた千本桜の真の姿です。

白哉「この殲景は私が必ず自らの手で斬ると誓った者にのみ見せる姿… 見るのは貴様で二人目だ」

「まだあんたの刃は止まって見えるぜ」と調子に乗る一護くんに、白哉は破道の四「白雷(びゃくらい)」で肩を貫きます。

白雷で体が痺れ動けなくなった一護に止めを刺そうとした次の瞬間、一護の体の内側に潜んでいた虚の力がその身を乗っ取ります。

顔の半分が虚の顔をした仮面に覆われ、本能のままに戦います。

その力は絶大で、白哉に致命傷を与えるほどです。

しかし、虚の力に頼って勝利するのは本意ではないので、乗っ取られた体を自力で取り戻すことに成功しました。

お互いに力が消耗しきっており、何度も斬り合うことができないと悟った白哉は次の一撃で決めると言います。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

技がいちいちかっこよすぎる…!

最後の衝突でどちらも重症を負いますが、済ました顔ですたすた歩く白哉と斬魄刀を杖代わりにしてようやく立っている一護をみると力の差が歴然であることがわかります。

ルキアを処刑する理由を白哉がこう説明します。

白哉「掟だからだ」


「我が朽木家は四大貴族の一 我等が掟を守らずして 誰が掟を守るというのだ」

一護「やっぱり俺にはわかんねぇや 俺がもしあんたの立場だったとしてもやっぱり俺は 掟と戦うと思う

白哉はハッとした表情で、亡き志波海燕を一護に重ねます。

白哉(此奴の敵は最初から私などではなかった 尸魂界の掟そのものと戦っていたのだ…その奔放さが疎ましかった)

白哉「私の刃は貴様のその奔放さに砕かれた」

白哉「この勝負兄の勝ちだ」

貴様呼びから兄(けい)呼びに変わった瞬間です

60話「絶望の真実、振り下ろされた凶刃」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

十番隊隊長「日番谷冬獅郎」とその副隊長「松本乱菊」はルキアの処刑の取りやめを直談判するために中央四十六室に向かいますが、警備もなければ扉を破壊しても警報がならないことに疑念を抱きます。

奥に進むと、嫌な予感は的中していて四十六室が皆殺しにされている凄惨な光景を目にします。

ルキア処刑の命令は全て偽物だと確信した日番谷。市丸ギンを怪しみますが「単独では難しいのでは?」と考察しているところに三番隊副隊長「吉良イヅル」がやってきました。

逃げ出すイヅルを追う二人ですが、雛森が後ろからついてきていたことに気づいた日番谷は、イヅルの追跡を松本に託し、四十六室へと戻るのでした。

しかし、そこには市丸ギンと先の事件で死んだはずの藍染惣右介の姿が…。

奥の部屋で雛森の霊圧を感じすぐに駆け寄りますが、すでに雛森は虫の息でした。

日番谷『卍解「大紅蓮・氷輪丸」』

日番谷は怒りが頂点に達し卍解し「てめえと殺す」と言います。

藍染「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」

と皮肉満載の最高な煽り言葉をドヤ顔でぶちかまし、一瞬で日番谷を倒します。

駆け付けた四番隊隊の卯ノ花烈とその副隊長虎徹勇音に、藍染は自身の斬魄刀「鏡花水月」の能力を明かします。

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

一度でも始解を目にしたものは、以降藍染が斬魄刀を解放する度に術に落ちるというものです。

チート能力すぎる!

”目にした者”が条件なので、目が見えない「東仙要」をも味方につけていました。

そして藍染、ギン、東仙はルキアのいる双殛の丘にて合流します。

61話「藍染、立つ! 恐るべき野望」
62話「集結せよ! 最強の死神軍団」

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

双殛にはルキアを抱えた恋次がいました。藍染の狙いはルキアの中に宿る「崩玉(崩玉)」です。

死神は斬術・白打・歩法・鬼道の四つの戦闘方法があり、全てを習得することこそが死神の限界です。しかしその限界を突破するには虚との融合が必要なため藍染は崩玉を狙っていました。

藍染は過去に実験のために死神と融合する虚をつくったという発言から、志波海燕を殺害した虚を作った張本人であることが判明します。

崩玉とは、死神と虚の境界線を取り払うことができる常識を超えた物質であり、創造した人物は「浦原喜助」でした。

浦原は崩玉を危険だと判断し自身で破壊を試みますが、結局破壊する術を見つけることができませんでした。

破壊できないなら隠すしか方法がありません。そこで隠し場所として選んだのがルキアでした。

ルキアは死神の力を失なった後、浦原から「義骸(ぎがい)」をもらい現世で生活をしていました。その義骸に崩玉が仕込まれていたのです。

海燕の死の真相と浦原のプライバシー侵害でルキアのライフはもう0です

腕ごと置いて立ち去れと無茶を言う藍染ですが、恋次は当然置いて逃げるような真似はしません。

圧倒的な力を前にしても折れない恋次に呼応したように現れたのは一護でした。

白夜戦でボロボロになった姿のまま対峙します。

恋次との連携でうまく藍染の間に入り斬りかかった瞬間、

参照:少年ジャンプ+BLEACHより

あっという間にルキアを奪われてしまいます。

隊長の中で真っ先に駆け付けたのが七番隊隊長「狛村左陣」です。

東仙と親友である狛村はブチギレて卍解します。が、藍染の破道の九十「黒棺」でワンパンされてしまいます。

四十六室で手に入れた情報をもとに、自作した魂魄を傷つけずに崩玉を取り出す小型の装置を使用し、ルキアの魂魄から崩玉を取り出しました。

藍染は用済みになったルキアを殺せとギンに命令します。しかしその刃を止めたのは兄の朽木白哉でした。

そこに遅れてきた護廷十三隊一行ですが、惜しいところでメノスグランデが放つ反膜(レガシオン)によって逃げられてしまいます。

ギンは松本に「もうちょっと捕まっとっても良かったのに…ご免な」と意味深なセリフを言い去っていったのでした。

ギンが寂しげな表情するのは珍しいですね

 

BLEACH尸魂界篇 ー完ー

まとめ

藍染さんいつのまに虚までを味方につけてるんですね!

同じ隊長格でも力の差が大きすぎるのでその強さに脱帽です…。

次回は破面出現篇です!ぜひご覧ください!

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