十三番隊隊長「浮竹十四郎」は隊長格の中でも唯一病弱で、隊舎で療養している描写が多くあります。
活躍の場は少ないものの、優しい一面を持ち、隊士からも尊敬されていて人望が厚い隊長です。
しかし、浮竹には霊王とのある深い関わりがあったのです。
肺の病気を患っている
浮竹は3歳の頃に思い肺の病気を患いました。
印象的な長い白髪はその時の後遺症だそうです。
幼い頃から病弱なのに隊長格まで上り詰めたのは凄いことですね。
自らの肺に”ミミハギ様”を宿した
本来、3歳の頃に死ぬはずでしたが、両親が”ミミハギ様”の元へ連れて行ってくれたおかげで生き延びました。
ミミハギ様は東流魂街七十六地区”逆骨”に伝わる単眼異形の土着神で、自らの持つ眼以外の全てを捧げたものに加護をもたらすと伝えられていました。
ミミハギ様は浮竹の肺に食いつくことで延命措置となりました。
浮竹が霊王の身代わりに
第28巻614話で、ユーハバッハは霊王を殺します。
しかし、浮竹が「神掛」の儀式を行い、肺に宿ったミミハギ様の力を全ての臓腑に行き渡らせ、更にその力を解放することにより浮竹自身が霊王の身代わりとなったことで3界の崩壊を食い止めました。
右腕と言うと「有能な部下」という側近的な意味に聞こえますが、物理的に右腕です。
浮竹は神掛によって霊王そのものになったのです。
その後
神掛を行い霊王の死を食い止めた浮竹ですが、最終巻72巻で世界に平和が訪れた後に
総隊長「京楽春水」が浮竹の墓を訪れていることからわかる通り、亡くなっています。
それもそのはず、神掛後、霊王の右腕はユーハバッハに吸収されてしまい、同時に浮竹も命を落としたのです。
悲しい。
まとめ
以上、浮竹と霊王の関係、神掛についてでした。
ちょっと無駄死にのようにも見えて残念ですが、活躍の場面があって嬉しい反面もあります。
アニメ『千年血戦篇season3「相剋譚」』楽しんでいきましょう!
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